予防医学と未病を考える
予防医学栄養セラピスト®3級講座では『予防医学と未病』の原点から学びます。
予防医学栄養セラピスト®のコラムにも掲載しているとおり、私たちの身近で無意識に悩まされている現代病、『未病』。病気と診断される前に、病気にならない身体つくりをしながら予防する『予防医学』。
この原点を学び、知り、実行することで、わたしたちの生活をより良くし、美しく健康寿命を延ばしていくことを目標としています。
未病の定義
未病(みびょう)とは、健康と病気の間にある状態とされ、病気とまではいえないものの、健康を保てず、病気になりつつある過程の総称とされています。日本医師会の説明によれば、五臓六腑は繋がっており、軽いうちに異常を見つけて病気を予防するという考え方とされています。(参考:日本医師会)
そして未病は、病気になってしまう前に事前対策をするのが本質ですが、そのためにはまず、『自分自身の健康状態を正しく知ること』から始まります。
自分は『本当に健康なのか?』と疑問を持って自分自身の状態を知ることが大切です。
未病に注目が集まっている背景として、高齢社会の加速があります。2019年現在、内閣府の『平成30年版高齢社会白書』によれば、日本人口の高齢化率は27.7%。全人口1億2,671万人のうち、65歳以上が3,515万人という超高齢社会となっています。
(参考:国立社会保障・人口問題研究所|日本の将来推計人口(平成29年推計)報告書)
平均寿命の数値に関しても高齢社会では重要な指標ではありますが、社会的に平均寿命以上に重要なのは『健康寿命』です。
『健康寿命』は、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と考え、病気になるまでの期間と言えます。
では、『未病』とは、どのような状態、症状があるのでしょうか?
何となく体がだるい、疲れやすくまた疲れが取れない、体が冷える、頭痛や肩こり・めまい、頭痛などなど、、、病院に行ったとしても『特に問題ない。』と言われるのに自覚症状がある状態のことを指します。
決して、問題が無いわけではなく『病気』としては診断されないだけで、『病気』にさえもなってしまう可能性がある状態の事を指します。
少なからず症状はあるものの、それが『未病』であると認識できていない事が多く、『体質だから』『みんなそうだから』『年だから』ですませてしまうことがほとんどです。まずは自分自身の身体の状態と向き合うことが必要です。
未病対策
厚生労働省のHPでも、生活習慣病や健康を守る要素は『食事』『運動』『睡眠(休養)』だと断言しており、この『健康3原則』に気をつけて暮らす事が、健康を維持する事に繋がるのは間違いありません。
『運動』『睡眠』に関してはご自身の生活と照らし合わせて、行うことで特別な知識というよりかは、下記の食事が『運動』『睡眠』にも影響を大きく与えることになります。
『食事』に関しては、知識も深く誤った情報などもあり、年々見直され注目度も変化してきています。『食育』の分野としての注目度も非常に高くなっており、様々な分野の方々が学ばれておられます。
弊社でもこの『食事』が非常に重要だと考えています。~たべたもので身体は造られる~
正しい知識を知り、学び、実行することで【美しく健康寿命を延ばす】ことが可能であることを多くの方に伝えていきたいのです。
予防医学栄養セラピスト®養成講座3級で学ぶこと
病気にならないための『予防医学』。病気にならないために出来る事のひとつとして重要な『食事』。近年、食事を正しくとる為の『食育』も注目されています。
文部科学省でも、子供たちへの教育として力を入れています。
その背景として、文部科学省のホームページにもあるように、「近年、偏った栄養摂取、朝食欠食など食生活の乱れや肥満・痩身傾向など、子どもたちの健康を取り巻く問題が深刻化している。」と考えられており、こうした問題を解決する重要な役割を果たすのが食育であること。
平成17年に食育基本法が、平成18年に食育推進基本計画が制定され、「「子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう、学校においても積極的に食育に取り組んでいくことが重要となっています。」と掲載されています。
このように、食生活の乱れ、偏った栄養摂取は深刻で、現代型栄養失調症と言われています。
食べているのに栄養失調?! 私たちは便利だからこそ食生活は乱れやすく、偏った食生活へと繋がり、現代病である『未病』へ、原因が分からないまま改善できないことで『病気』へと進行してしまいます。
予防医学栄養セラピスト®3級では、予防医学の重要性を基本に、現代型栄養失調を学び、ご自身をチェックして頂きながら、必要な栄養素、逆に摂りすぎで不要なもの、身体の構成を知りながら深く正しい基礎知識を学んで頂けます。
『食事』『運動』『睡眠』すべてにおいて身体の構成が基本的な知識へとつながります。
また、私たちの健康に非常に重要な役割をしている腸内環境についても学び、腸内環境の重要性から腸内での炎症、私たちの身体を守る免疫についても学んで頂きます。
学び得た知識
学び得た知識はどんな分野においても財産です。
『知ること』で、私たちの人生がひとつ素晴らしいものとなり、間違いなくプラスになると言っても過言ではありません。
予防医学栄養セラピスト®3級で学んでいただく『食』の基本となる知識は、今日から改善実行できる学びであり、ご自身の身体は勿論、ご家族、大切な方を守る重要な役割となります。
一般社団法人日本未病ケア予防医学協会では、『美しく健康寿命を延ばす』ことを目標にしております。沢山の方の不調の改善のお手伝いが出来ることを原点に、この予防医学栄養セラピスト®養成講座3級は、一般のお客様にもご受講頂ける講座となっております。
エステサロンと栄養学
一見、栄養学とエステサロンとでは繋がりのイメージが湧かない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
サロンに通われる多くののお客様が、何かしらの不調を抱えお悩みを改善される為に来店されています。お客様のお悩みを改善し、信頼を頂き顧客となって頂く事が、エステティシャンの目的であり目標です。フェイシャル、バスト、痩身などのお悩みに対しても、知識は必要不可欠です。
知識が無ければ、アドバイスも改善も難しくなるからです。
アドバイスも改善も結果も出なければ、お客様の満足度は上げられず、エステティシャンの目的も目標も達成できません。
色々な分野で、知識と技術の学びは沢山ありますが、予防医学栄養セラピスト®養成講座は、わたしたちが生きていく上で大切で必要な基本の学びであると考えられます。
食べたもので身体は造られ、勿論、肌や髪、思考、性格までも変化します。
お客様のお悩みを改善、変化させるための知識とアドバイスの為に栄養学は、特にエステティシャンにとって必須の学びなのです。
まとめ
一般社団法人日本未病ケア予防医学協会の予防医学栄養セラピスト®養成講座3級では
『予防医学と未病』を原点から学んで頂く講座となります。健康と病気の間にある未病の定義を知り、自分自身の不調を知ることから私たちの健康状態は変化します。
『未病』を知り対策を考える事が出来るのですが、世界中のほとんどの方が当てはまる何かしらの不調『未病』、それらの対策として厚生労働省HPでも、健康を守る要素として掲載されています。
その中でも『食』は、必要不可欠で知識が無ければ、改善できない非常に奥が深い分野だと言えます。【美しく健康寿命を延ばす】ための『食育』を学んでいただく講座となっているのです。予防医学の重要性を基本に、現代型栄養失調を学び、必要なもの不必要なもの身体の構成を知り、免疫に繋がる事柄まで学んでいただけます。
予防医学栄養セラピスト®3級は、美しさと健康を守る為、沢山の方々に学んでいただけるようにエステティシャン、セラピストだけでなく、どなたでもご受講が可能です。
主婦の方や子育て中のママ、会社員、専門職、学生の方々にもご受講いただいています。
また、様々なお悩みでエステサロンに通われるお客様の結果、効果を最大限に引き出すために、確かな知識とアドバイスは必須です。
エステティシャンのスキルは勿論の事、お客様の信頼にも繋がる知識を学び、実践いただけるよう予防医学栄養セラピスト®養成講座は、カリュキラムを構成しております。
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